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ロードコンポの進化が止まらない |
大きくプロチームでの使用率が減ったが、それでも最強集団オメガファルマ・クイックステップと王者コンタドール擁するサクソ・ティンコフ、怪童サガン擁するキャノンデールが使用する完成度が高いコンポーネント、電動でなくとも遜色なく勝負し勝利できることからしても、電動化の追随よりも、長年に渡り大きな進化がなかったブレーキにその開発の重点を置いてきた形だ。変速機などの駆動系も重要だが、高速で巡航するロードレーサーにおいて勝負の分かれ目となりうるのがバイクコントロールだ。そしてそのバイクコントロールに必要不可欠なものこそがブレーキなのだ。
ライバルメーカーも当然のことながら油圧ブレーキの開発は進めている。しかしながらマウンテンバイクなどでお馴染みのブレーキ専門メーカーのAvid(アヴィッド)を傘下に持つSRAMに一日の長があったようだ。
マウンテンバイクでも1x11を出してくるなど、ライバルメーカーとはかなり違った切り口で勝負してくるSRAM、王道でありながら王道ではない道を選ぶあたりが個性的であり、曲者であり、ユーザの心をつかむのだろう。
今現在3強が占めるコンポーネント市場、ミクロシフトがその牙城に挑んではいるが、そのハード、ルは想像以上に高い。そしてまだ詳細は公表はできないのだが、3強に挑む総合コンポーネントメーカー誕生が年内にも予定されており、コンポーネントバトルからはちょっと目が離せない一年になりそうだ。
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