2013年7月5日金曜日

ジャパンカップ2013出場チーム発表 サクソ・ティンコフ、ガーミン、ランプレの出場決定 史上最多7つのUCIプロチームが揃う

10月19日から20日まで栃木県宇都宮で開催されるジャパンカップ(UCI1.HC)の出場チームが続々と発表されている。すでに発表済みのスカイプロサイクリング、レディオシャック・レオパード、オメガファルマ・クイックステップ、キャノンデールプロサイクリングの4チームに加え、今回サクソ・ティンコフとガーミン・シャープ、ランプレ・メリダの出場が発表された。
サクソ・ティンコフ フォト:Kei Tsuji
7月4日、ジャパンカップ実行委員会がサクソ・ティンコフとガーミン・シャープ、ランプレ・メリダとの出場交渉に成功したと発表した。どのチームもジャパンカップに出場経験のあるチームだ。
新たに出場が決まったサクソ・ティンコフは、昨年のブエルタで総合優勝したアルベルト・コンタドール(スペイン)をエースに立てるデンマークチーム。デンマークの投資銀行サクソバンクとロシアの銀行ティンコフバンクがスポンサーにつく。チームを率いるのは名将と名高く1996年のツールでは自身が総合優勝したビャルヌ・リース監督(デンマーク)で、グランツールでの総合優勝経験もジロ、ツール、ブエルタと豊富。2010年にはUCIワールドツアーランキングの首位に輝いている。宮澤崇史がチームで選手として走っている他、マッサーとして中野喜文氏と宮島正典氏がチームに携わっている。
ガーミン・シャープ フォト:Unipublic
ガーミン・シャープはアメリカの元プロ選手ジョナサン・ヴォーターズが代表を務めるアメリカチームで、スポンサーはGPSメーカーでサイクルコンピュータやカーナビを作っているガーミンと総合家電メーカーのシャープ。2010年のジャパンカップでダニエル・マーティン(アイルランド)を優勝に導いたことが記憶に新しい。昨年ライダー・ヘシェダル(カナダ)がジロ・デ・イタリア総合優勝を果たしている。
ランプレ・メリダ フォト:Kei Tsuji
ランプレ・メリダはおそらく日本で最も馴染みの深いUCIプロチーム。金属加工会社のランプレと台湾バイクメーカー、メリダがスポンサー。2005年と2008年にジャパンカップで優勝している「ピッコロプリンチペ(小さな王子)」ことダミアーノ・クネゴ(イタリア)がエースで、2007年大会の覇者マヌエーレ・モーリ(イタリア)も所属。今年TOJ(ツアー・オブ・ジャパン)にも出場している。

これら3チームの出場決定により、ジャパンカップ出場するUCIプロチームは過去最多の合計7チームに。UCIコンチネンタルチームとしては、ジェリーベリーサイクリングチームとアモーレ・エ・ヴィータがすでに出場を決めている。例年以上に熱い闘いが繰り広げられることになるだろう。

ジャパンカップ2013に出場するUCIプロチーム
スカイプロサイクリング
レディオシャック・レオパード
オメガファルマ・クイックステップ
キャノンデールプロサイクリング
サクソ・ティンコフ
ガーミン・シャープ
ランプレ・メリダ

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